ショウセイは急にのどをくっくっと鳴らしながら笑い出した。


「何がおかしいんだ…。」


「いえ。逃げなくていいんですか??捕まりますよ??私達に。」


その瞬間だった。


ショウセイの後ろに何人もの人間がニヤリと笑いながら立っている。


…な…なんだ!?こいつら…!!


孝平は、気が動転している


「いつから…そこにいたああ!!お前らああ!!」


「ずっといましたよ。
貴方が我々を楽しませてくれるかずっと値踏みしていました。」


ショウセイは、かわいく笑ってみせた。


孝平はもう不気味でしょうがない。


ショウセイから目を反らした。


そうだ…。


ショウセイは最初からおかしいやつだった…!!

生き返ったり…、妙なことを口にしたり…。


もう警察に捕まるとかそういう話じゃない…!!


「おおい!!孝平さんっ??」