君が恋に落ちるまで。

















────────────・・・だけど、








「 ・・・ごめんね、止まれない 」







明日には彼女が、慧くんのところへ
戻ってしまうかもしれない、と思うと
今はどうしても離したくなくなる。








慧くんよりも先に出会っていれば、
彼女の初恋は俺だったんだろうか。








白い肌に手を這わせながら、
キスを落としながら、
俺が見たのは、彼女の泣き顔だった。