君が恋に落ちるまで。





二人のメッセージが刻印できる
ペアリング。




「 イニシャルの方が多いですよ 」




そう言われて、ペアリングへ
手を伸ばした。








「 ・・・あっ、ごめんなさ・・・ 」




同じものを見ていたのか
可愛い女の子と手がぶつかり
お互いすぐに手を引いた。




「 ごめんなさい・・! 」


「 ・・・い、え・・・ 」




緩く巻いた髪、ピンク色の頬。
丸い目に、女の子らしい仕草。




一目でいい子だというのが分かる。




「 ねぇ、これにしようよ~! 」




可愛いその子が、ペアリングを
指差して、後ろにいる彼に話しかけていた。