だから、笑わないで。



美亜を一時も幸せにしてない。
本気で好きだと思ったことも。
キスだって抱き締めることだってしてやれてない。



美亜はいつも笑顔できてくれるのに、俺は作り笑顔でかえしてしまう。
美亜の手作り弁当も憂とかぶさせてしまう。





美亜の笑顔自体を、憂と重ね合わせてる…







憂と別れてから笑ったことなんて一度もないんだ。







「……憂……大丈夫かな…」







やっぱり一番心配なのは憂。
どんなときでも憂だった。