小動物の彼女【短編】














ぎゅっ、と私の制服を掴む


「もう、嫌だぁ・・・」

「もっと男らしくなんなさいよ」




それも、そうなんだけど・・・





「俺、今のままでいいっ」

「希乃ちゃんに嫌われてもいいの?」

「え?!それは・・・嫌だけど・・・」





なんでそこで私の名前が出るの?










「ね?希乃ちゃんもそう思うでしょ?!」




私に振らないでよ~・・・