「私、直人のことが好き…大好きなの…だから、私を契約上の妻じゃなくて…本当のお嫁さんにしてもらえませんか…?」


「…」


な、なんで黙ってるのよー…!!


も、もしかして私が待たせ過ぎたせいで、もう嫌いになったとか!?


私が一人で考えていると突然暖かい香りに包まれた。


私の一番好きな香り…


直人の香りに…