「それじゃあ、そろそろ本題に入ろうか?」


「あ、はい。お願いします。」


「1ついいかい?これから言うことを聞いても鈴のことを嫌ったりしないかい?」


そんなこと…


「絶対ないです。やっと、手にはいる僕の宝物を簡単に離したりするほど僕は器用な方ではないので。」


「ははは。それを聞いて安心したよ。では、話そうかな…」


俺は親父さんに鈴の過去を教えてもらった。


鈴…


ごめんな…


また、なんにも気づいてやれてなかった。


お前が俺の心を救ってくれたように、俺もお前の心を救ってやる。


外は雨が降り、雷がなり始めていた…