いや。もしかしたらいたりするのか?
まあ、そんな事はどうでもいい。それよりいまはここをきりぬけねばならぬ!

「蓮くぅん♡喉が乾いた!何か飲みに行こう?ね?♡」
我ながら何と素晴らしい演技!
「わかった。行こう。じゃあな」
私たちはあの重苦しい場から何とか切り抜けた。

「全く。あの連中には困ったものだ。鬱陶しい。」
はぁ。
「お前の態度の方鬱陶しかった。」
ドゴッ、
「っっっっつー!!何すんだよ!」
「ん?何か耳障りな言葉が入って来たから笑」
馬鹿めっ。
「乱暴女。だからもてないんだよ。」
「あ?今度は腕の骨おって欲しいのか?」
「すみません。」
「よろしい!」
蓮は私には絶対的に勝てない。
歳も喧嘩も私の方が上だから!
だけど一緒なのが一つ
負けてるのが二つ
まず一緒なのが。
頭脳
負けてるのが
身長
外見
悔しい!
「蓮」
「ん?」
「腹減った。」
「なんか食うか?」
「おう」
「何がいい?」
「肉」
「了解」
何なんだこの短文会話、、、
終わりだろ、、、
兄弟として。笑
もっと楽しく行こうぜ!
無理だけど、、、、
と思いながら私たちは肉屋に向かった
「あ。そう言えば明日体育大会じゃなかった?」
「興味ねーよ」
「私と競争しない?」
「は?」
「私が勝ったら私の好きなもの全部蓮の奢り!だけど蓮が勝ったら蓮の好きなもの全部私の奢り!」
「ああ。いいぞ。のぞむところだ!」
ふっ私に勝てるわけがないのに。
「なら明日勝負な!楽しみだなー蓮に何かってもらおう♥︎」
「勝つのは俺だ。」
「ふっふーん♪」
こうして私たちは家に帰った。