「全然解らないことだらけじゃねぇか……」


「##様。情報を知る事より状況を理解なされた方が無難かと」


「状況?」


何を言っているのか解らなかったが、一瞬で理解した。


俺の居る場所は今まで家に居たのに場所が家ではなくなっていた。


おそらくこれがスガラクが言っていた”死後の世界”なのだろう。


「どうなってんだよ?!」


「どうなってもおりません、元の形になっただけです。」


「はぁ?元の形?ふざけんなよ!」


「##様、ここまで察しが悪いのは##様が始めてで御座います」


そう言葉を聞いた瞬間、俺の心臓の位置にぽっかりと穴が開いていた。


「!?ぁぁぁ・ぁあ?うあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」