そして3日後、旅行の日ー・・・


「ごめん、待った?尚」

私は玄関から出ると尚の車の助手席に座る。



「待ったよ、20分もだぞ?
ユキちゃん達も待ってたんだからな?」

「ごめんなさい~~(涙)」




ユキ・ヨウタ・ノゾム君・ヨウタはダイチの車に乗ってる。

気を利かせてくれたのかな??


車の中は私と尚の二人きりだけ。



私たちの町から東京までは約4時間近い。

私は途中で眠ってしまい、何も覚えてない。


目を覚ますと辺りはビル街。



「うわあああ~東京だぁ」

「旅館はもっと千葉に近いから
田舎っぽいぜ?」

「分かってるよ~
あー寄りたかった!噂の109とか行ってみたい!」

「残念だな」


私は窓から景色を眺める。



東京に着いても、降りられないから残念。

またの機会に(涙)