意味がわかんないでいると
「携帯出して」
と言われた。
最初からそう言ってよ。
てゆうか携帯出してどうなんの?
理解出来ずとりあえず言われた
通り携帯を取り出すとそいつは
あたしの携帯を取りなにか
触り出した。
「これ、俺の連絡先。またなにか
あったら連絡して」
それだけ言いそいつは戻っていった。
なにあれー。意味わかんない。
連絡先消せばいいんだけど何故か
消せないでいた。
あたしは家に着き思い出すと
また涙が出てきた。今日のことは
未遂だった。だけど今日のことで
昔のことを思い出し不安と恐怖と
悲しさが消せなかった。
ピンポーン
チャイムが鳴り目を覚ます。
あたしいつの間にか寝てたんだ。
誰か確認すると愛理と心だった。
あいつ黙ってくれてたかな?
ただ体調不良を心配してくれてる
だけだよね?
出ないと逆に心配かけると思い
あたしはドアを開ける。
「そら...大丈夫?」
愛理の態度をみてたらわかる。
きっと聞いたんだ。引くよね?
「隆弘さんに聞いたよ。」
やっぱり。

