あたしだけの彼





あたしは早めに化粧を
始めた。7:00みんな起き
はじめ朝食を食べに行った。

朝から食べ放題って...

そんな食べられないよ。

って思ってたら、
みんながっつり食べていて
あたしは苦笑いをした。

朝食を食べ終えあたしたちは
ホテルを出た。
今日は別行動。あたしと
たかは2人で観光をした。


「あれ?そらじゃね?」

振り向かなくてもわかる。
この声は康平だ...

あたしは震えが止まらず怯える

たかはきっと察しただんだろう

「なに?お前だれ?」

「は?お前こそ誰だよ」

「俺?こいつの彼氏だけど?」

「なにゆっちゃってんのー?
こいつの彼氏はおーれ!」

は?なにゆってんの?

「きゃっ」

あたしは思いっきり康平に
髪の毛を掴まれた。

「康平!痛い。離してよ」

「なー?お前の彼氏は誰?
なに浮気してんの?俺お前と
別れるって言ったっけ?」

確かに別れてはいないけど
自然消滅みたいなもんじゃん。

「お前このきたねぇ手離せよ」