なんでそんなことを思ったのかと言うと、今まさに、『ナルシスト』か『孤独野郎』のどちらかを選ばなきゃいけないような状況に陥ってるから。
ことの発端は、先ほどのホームルームの時間。
その時間は、久々の席替えに使われた。
決め方はオーソドックスにくじ引きで、私は不運にも『ナルシスト』の隣を引き当てたのだ。
そのナルシスト、もとい『立花 淳也(たちばなじゅんや)』は、少女漫画にでも出てきそうな余裕の笑みをいつも浮かべて、いつも女をからかっては満足そうに微笑む最悪な奴。
私は奴が大嫌いだ。
が、不運にも、私は今、立花に目をつけられている。
そのきっかけは、一週間の休み時間……
ことの発端は、先ほどのホームルームの時間。
その時間は、久々の席替えに使われた。
決め方はオーソドックスにくじ引きで、私は不運にも『ナルシスト』の隣を引き当てたのだ。
そのナルシスト、もとい『立花 淳也(たちばなじゅんや)』は、少女漫画にでも出てきそうな余裕の笑みをいつも浮かべて、いつも女をからかっては満足そうに微笑む最悪な奴。
私は奴が大嫌いだ。
が、不運にも、私は今、立花に目をつけられている。
そのきっかけは、一週間の休み時間……

