光を求めて



そしたら青々とした空が現れ暗闇を晴らした



もう闇なんて見当たらない



太陽の光が眩しく光る



その時男の子はある方向を指差した



だからあたしは差した方向へ目を向けた



今度は


『走って』



って言った




だからあたしは走った



それと同時に



『またね』



って声が聞こえた



振り返ったけどそこにはもう男の子の姿はなかった