【優也】


俺は走って南がいる保健室に向かった。


だって腹がクソ減ってるのに、呑気に歩いてなんかいられるかっ!!





俺は保健室のドアの前に立った。


-ガラっ


「質問しまーす」


ソファには南が座ってコーヒーを飲んでいた。


「おっ、来た来たっ」


そりゃあ、来るっしょっ…。


「まぁ座れって。手短に用件済ますからなっ!あたしもお腹ペコペコだしっ」


「はぁ…」


俺はそう言いながら南の向かいのソファに座った。