【優也】



ー翌日ー



俺は朝からここに居座り続けてる。


ここっていうのは、もちろん保健室。


南のこと待ってる。


って。


もう昼休みなんですけどっ!!


早く恭平達と飯食いたいのにぃ~。



その時だった。



ーガラっ


保健室のドアが開いた。


もちろん入って来たのは、俺がずーっと待ってた南!


「南ぃーー!!」


俺は思わず南に抱きついた。


「ぅわっ。なんだ吉池っ」


え…………。



ちょっと待って下さい。






保健室に入ろうとしてたのは南だけじゃなかった。



南の後ろには郁美もいた。