「うん…すき」




って、また!!




もう幻聴でも幻でもないことが分かる。




頬赤らめた優也があたしを見る。




嘘じゃ…





嘘じゃないんだね…?







「あたしも……あたしも…優也のこと好きぃ~」




涙が…




涙がとにかく溢れた。





そんなあたしを優しく抱き締める優也。





やっと…




やっと両思いになれました。







10年間ずっと優也だけを見てきた。








良かった…







諦めないで…








優也…




大好きだよ!!







    【end】