「っ?!」



予想外だったのか翔がビクッと動いた。




「ん?翔どうしたの?」




さっき翔にやられた分倍返ししなきゃね。




わざと耳元で喋るとみるみるうちに赤く染まる耳。




「どうしたの?耳真っ赤だよ?」



「っ///」



顔を見ると下唇を噛んで悔しそうに見つめてくる。




「翔?どうした…キャッ!」



バサッ



さっきまで私の下にいた翔が上に乗る体制に逆転した。