「…………手どけて。」 ゆいが俺の顔に手を当ててキスするのを拒む。 まあそれなりにショックを受けた俺はむすっとした声でゆいが手離すのを促す。 「何回キスするつもりなのよっ!」 「まだ足りねぇもん。」 「そんなの知らないから!」 「じゃあもう一回ゆいからキスしてくれたらいいよ?今度は一瞬だけじゃなくてちゃんとしてね?^^」 ゆいも引かないけど俺もひかない。 それにゆいはこうやって押せば絶対折れてくれる。 早く俺にキスして?