「だって、私服だからオシャレできるじゃん。社会人になったらスーツだからね」 「たしかに。オシャレできるの大学だけかもね」 「それに、夏休みとか長いし」 「ちょっと子供っぽい」 「いいじゃん。まだ若いんだから」 「それもそうだね」 「てことで、愛美がオシャレしたいと思って…じゃーん!!」 「え?」 玲香が箱をあたしに差し出した。