くっつきすぎ…。 だけど、恋人なんだから、くっつくのは当たり前でしょ。 「少しは離れてみたら?」 「え?」 離れるなんて、あたしにはできない。 「あたしだって、優也とは毎日会ってるわけじゃないよ。たまにしか会えないから、会えるとすごく嬉しくなるんだ。」 「……」 「高杉さんは、愛美の執事でしょ?だから毎日そばにいることが当たり前になってる」 たしかに、それが当たり前。 顔を合わせない日なんて1日もない。