「行ってらっしゃいませ、お嬢様」 いつもはハキハキとしてるのに、今日は元気がない。 あたしのせいだよね。 あたしが子供だから…。 何をやらせても、完璧にこなしてしまう正也。 そんな正也が、あたしの執事であり、彼氏である。 イケメンで、料理も勉強も何でもできる、完璧な執事。 そんなすごい人が、最初は実感なかったのに、今ではそばにいることが当たり前。