執事と秘密の恋愛




「お嬢様、そろそろ家を出るお時間です。参りましょう」

「そうね」

かばんを持って車に乗る。

車に乗っている間に考えていたことはひとつ。

高杉のこと。

高杉が不思議でしょうがない。

睡眠時間短すぎるでしょ。

あたしが寝るまで起きてたから、11時は過ぎてたはず。

これが毎日続いたら、辛くないかな?