「あっ」
急に聖ははっとした顔をした。
「…どうした」
「あー忘れた」
「何」
「アップルパイ、うまいって評判だったんだ」
「……………聖、本当に好きだな」
「うん、大好き。あ、さっきの続きなんだけどさ。
彼女出来そうってゆってた子いるじゃん」
「ああ」
「もう、なんか可愛くてさ」
「はは、聖がそう言うってことは余程お気に入りなんだな」
「うん、今回まじだよ!」
「そっか、いいな」
純粋にそう思う。
まっとうな人生送ってたならレンタル彼氏なんかしていない。
と、言うことは聖にもレンタル彼氏をしなくてはならない理由があったんだ。
俺みたく、堕落しきったから始めたなんて理由じゃないかもしれないし。
「伊織は彼女いないの?」
「俺?」
「伊織もてるし、一人や二人」
「はは、まさか。
俺一人だよ」
「嘘っ!絶対ないー!」
「いや、まじだよ」
まだ半信半疑で俺を見つめる聖。
そこに注文したものが運ばれた。
聖の意識はそっちに全て注がれた。
急に聖ははっとした顔をした。
「…どうした」
「あー忘れた」
「何」
「アップルパイ、うまいって評判だったんだ」
「……………聖、本当に好きだな」
「うん、大好き。あ、さっきの続きなんだけどさ。
彼女出来そうってゆってた子いるじゃん」
「ああ」
「もう、なんか可愛くてさ」
「はは、聖がそう言うってことは余程お気に入りなんだな」
「うん、今回まじだよ!」
「そっか、いいな」
純粋にそう思う。
まっとうな人生送ってたならレンタル彼氏なんかしていない。
と、言うことは聖にもレンタル彼氏をしなくてはならない理由があったんだ。
俺みたく、堕落しきったから始めたなんて理由じゃないかもしれないし。
「伊織は彼女いないの?」
「俺?」
「伊織もてるし、一人や二人」
「はは、まさか。
俺一人だよ」
「嘘っ!絶対ないー!」
「いや、まじだよ」
まだ半信半疑で俺を見つめる聖。
そこに注文したものが運ばれた。
聖の意識はそっちに全て注がれた。



