朝目覚めると俊也はすぐにレンタル屋に電話をかけた。
面接の日取りと場所を確認し、持ってきていたボールペンとメモ帳にそれを写す。

電話を終えると寝起きでまだだるい体を床に倒して一つ大きな欠伸をした。


『明日面接…か。証明写真撮りに行かんと行けんなぁ。っだる。』


ケータイをポケットから取り出し時間を見る。
午後の3時。


ぐう〜…


朝飯昼飯を食べていなかった俊也のお腹から空腹警報が発せられた。

『……ついでに飯買いに行くか…。はぁ。』



目をこすりながら俊也は近所のコンビニへ足を運んだ。