すると、頭上から笑い声が聞こえた。
暁……?
もしかして、笑ってる?
「悪い。さすがにからかいすぎた」
「……え?からかった……?」
「心優の様子がおかしいから、つい面白くて。悪い」
暁は私の様子がおかしいことに気づいてたんだ……。
勝手にお泊まりするなら、キスの先のことをするんだと思い込んで空回りした。
そのせいで動きもぎこちなくなり、暁の顔もまともに見ることができなかった。
……どれも、私の勝手な早とちり。
暁に私の考えを見透かされていたことが……なによりも恥ずかしい。
だけど、今日はもう緊張しなくてもいいんだと思ったら少しホッとした。



