「……次、どうぞ……」
「……あぁ」
緊張からか、言い方がよそよそしくなってしまった。
暁がお風呂へ入っている間、なにもすることがないので、とりあえずホテルに来たらやってみたかったことをすることにした。
思いっきりベッドへとダイブし、寝心地の良さそうなベッドの上でゴロゴロしていた。
そのうち、まぶたがだんだんと重くなってきて……もう睡魔に負けてしまう……そう思ったタイミングで、ちょうど暁が脱衣所から出てきた。
半目の状態で顔だけ暁の方へと向けたが……一瞬で目が覚めた。
その理由は他ならない……暁が上半身裸だから。
下はホテルに用意されていた白いパジャマのズボンを履いてるものの、チラッとパンツのロゴが見えて、それがまた色気をかもしだしている。



