入学してから2日が経とうとしていた。
「おはざーす」
「こんにちわぢゃね?(笑)」
今の時刻は11時24分。
明らかな遅刻だ。
でも学校なんてどうでもいいと思っているあたし達にとっては
そんなこと、どうでもよかった。
「…ほらー遅刻だぞー。」
「知ってるー。(笑)」
「…ったく、どうなってんだお前ら。男子も女子も…。」
「ぁ?男にもそんなやついんの?」
「…あぁ、まだ登校してきたことないけどな。」
「…病弱?(笑)
「ぶーっ(笑)」
大体、こんなとこに
あたしらがいるなんて場違いすぎる。
ほら、見てよ。
クラスのみんなの冷たい眼差しを。(笑)
もーどうでもいいんだけどさ。
そんなこと。