いじめ


「おいっブタ!!お前、彼氏が
出来たらしいじゃねぇか!!
慶喜ってやつに遊ばれてんだろ?」

「慶喜くんは、そんな人じゃない!!」

慶喜くんのことを言われたので
いつも以上に頭にきてしまった


でも、確かに私は太っているし
可愛くもない

あんなにかっこいい彼氏なんて
私には不釣り合い...


私よりも可愛い子はいっぱいいる...


だんだん不安になってきて
トイレに急ぎ

携帯の電話帳から「慶喜くん」を
探し、携帯を耳に当てた