帰ってきた君に贈る言葉は



『大希。私如何したらいいかな...っ...ううっ』



『......』



『大希、大希、大希っ。
あんたもいなくなるの?やだよぉ』



『......』






桃歌の両親には昔からお世話になってたから
俺もまよわず葬式に出席した。



静かに眠る桃歌の両親とは裏腹に
わんわん泣く桃歌。



俺はただ頭を撫でて
聞いてやることしか出来なかった。