天神学園高等部の奇怪な面々21

熱中して周囲が目に入っていなかったのだろうか。

一頻り踊って動きを止めると。

「あ?」

十牙はようやく、自分が歓声の渦の中にいる事に気付いた。

「かっこよかったぞぉっ!」

「アンコール!アンコール!」

「どこに行ったらそのダンスまた見られるのっ?」

「今度ウチの中学の文化祭にゲストで来てください!」

あちこちから飛び交う声。