天神学園高等部の奇怪な面々21

歩く事30分。

こんな細い獣道があったのかと驚くような道を歩き続けた先に、レスクレの言う屋敷はあった。

見上げるような大きさの、落ち着いた佇まいの洋館。

霧に煙る小さな森の中にひっそりと存在する、まさしく隠れ家的な屋敷だった。

「遅くなりました」

レスクレがそう言って屋敷の扉を開けると。

「おや?」

「あらあら、まぁまぁ…」

共にヒラヒラしたドレスを纏った還騎とメルが、1階ホールのソファに座って待っていた。

「神楽、どうした?こんな場所に」

「七星お姉様も、今夜のお茶会に参加を…?」

還騎とメルが口々に言う。