* 時雨 * 「…そっか……。ワガママでごめんね…翔。 ありがとう…迷惑かけて…ごめんなさ……んっ」 弱音を吐いてる内に、泣いちゃってた。 自分が一番驚いてた。 でも、一番に驚いたのは翔とキス……してたこと。 腕で顔を覆ってたはずなのに、いつの間にか翔に手をつかまれてた。 どうしたの…あたし。 抵抗しないの…? 「…っふ……ぁ…」 声が漏れる。 翔の吐息がかかる。 (…保健室だって、分かってるのに…抵抗、出来ない。) どうして……。