ププ
「今は鈴音に頼るしかないププ」


フォーン
「うん」



セーラーベルは周りの壁を慎重に手探りで調べる。


ベル
「!!
 こ、これは、もしかして!」



セーラーベルはセーラーフォーンに『ケータイ戦士の証』で連絡をする。


ベル
「セーラーフォーン、そこの状況を教えて」


フォーン
《教えてって言われても周りはマーブル模様だらけだし……》


ベル
「何でもいいから、手探りで探ってみて」


フォーン
《広い部屋みたいになってる》


ベル
「他には?」


フォーン
《ん~とね……
 あ、なんかテーブルみたいな長い台がある。……
 あ、ここにも》


ベル
「広い部屋で長い台か……」


フォーン
《全部で台が八つある》


ベル
「台が八つ……
 分かったわ!
 直ぐそっちに行くから待ってて」


フォーン
《うん、分かった》



セーラーフォーンの所へと向かうセーラーベル。

その様子を見ていたライブルが驚愕する。


ライブル
「何!?
 この空間の謎を解いたと言うのか!?」