「あんたはもう…在校生もたくさんいるのに!」
「在校生にはもうばれてるしいいかなって…それにこの学校にいる人なら誰でも私たちのこと知ってるし…」
「あんたの場合は隠す生活をしなきゃ、街中でも普通に能力を使っちゃいそうだから怖いのよ…」
心は頭を抱えた。
「ねえ総監。あそこのパイプ椅子は?」
弥生は外れた場所にあるパイプ椅子たちを指す。
「あ、私も気になってた!」
「ああ、あれは…君たちの後輩の席だ。あそこにどんな人物が座るか、よく見ておきなさい」
総監がそう言うと同時にマイクのハウリング音が体育館に響く。
ステージを見ると校長先生が立っていた。
「在校生は直ちに着席しなさい。入学式が始まります」
私たちは恐る恐るGQ専用の座席に座る。ふかふかで、眠ってしまいそうだった。
全ての在校生が椅子に座ると、新入生の保護者が入場する。
そしてついに…
「新入生、入場」
「在校生にはもうばれてるしいいかなって…それにこの学校にいる人なら誰でも私たちのこと知ってるし…」
「あんたの場合は隠す生活をしなきゃ、街中でも普通に能力を使っちゃいそうだから怖いのよ…」
心は頭を抱えた。
「ねえ総監。あそこのパイプ椅子は?」
弥生は外れた場所にあるパイプ椅子たちを指す。
「あ、私も気になってた!」
「ああ、あれは…君たちの後輩の席だ。あそこにどんな人物が座るか、よく見ておきなさい」
総監がそう言うと同時にマイクのハウリング音が体育館に響く。
ステージを見ると校長先生が立っていた。
「在校生は直ちに着席しなさい。入学式が始まります」
私たちは恐る恐るGQ専用の座席に座る。ふかふかで、眠ってしまいそうだった。
全ての在校生が椅子に座ると、新入生の保護者が入場する。
そしてついに…
「新入生、入場」


