「でも確かに身長伸びてるし体型もそっくり…」
私がそう言うと
「そっくりなんじゃなくて、そのまんまですよ」
灯里ちゃんは変装を解いた。
やっぱり女子高生の格好には女子がいい。
「では次、菊葉創介」
灯里ちゃんが指名すると創介君が立ちあがった。
「俺は戦闘員向きではない能力です。発明品を作る能力というか…手先が器用と言うか…」
「先輩方、あの屋敷で無線が使えなくなったでしょう?あれは創介の能力ですよ」
「灯里、その言い方だとなんか語弊がある。えーっと、無線を使えなくするために電波妨害装置を作って、怪しまれないように花の形にして屋敷の俺達側に設置してあったんですけど、あれ作ったの俺です」
「…器用の一言で済むレベルじゃなくない?」
私が心達を見ると、全員が大きく頷いた。
「あと、一瞬純先輩の無線に内田先輩から連絡が入ったと思うんですが…」
「あ!入った!その時に打取さんが新入生たちの部屋の前にいるって指示をもらって…」
「何それ。私そんな指示出してないわよ」
「実はあれ、内田先輩の声は灯里、電波のジャックは俺がしてました」
「ひえ……」
有能すぎる後輩の能力にそんな声が漏れた。
「まあネット関係も得意なんですが、発明に比べるとそっちの能力はおまけみたいなものです」
私がそう言うと
「そっくりなんじゃなくて、そのまんまですよ」
灯里ちゃんは変装を解いた。
やっぱり女子高生の格好には女子がいい。
「では次、菊葉創介」
灯里ちゃんが指名すると創介君が立ちあがった。
「俺は戦闘員向きではない能力です。発明品を作る能力というか…手先が器用と言うか…」
「先輩方、あの屋敷で無線が使えなくなったでしょう?あれは創介の能力ですよ」
「灯里、その言い方だとなんか語弊がある。えーっと、無線を使えなくするために電波妨害装置を作って、怪しまれないように花の形にして屋敷の俺達側に設置してあったんですけど、あれ作ったの俺です」
「…器用の一言で済むレベルじゃなくない?」
私が心達を見ると、全員が大きく頷いた。
「あと、一瞬純先輩の無線に内田先輩から連絡が入ったと思うんですが…」
「あ!入った!その時に打取さんが新入生たちの部屋の前にいるって指示をもらって…」
「何それ。私そんな指示出してないわよ」
「実はあれ、内田先輩の声は灯里、電波のジャックは俺がしてました」
「ひえ……」
有能すぎる後輩の能力にそんな声が漏れた。
「まあネット関係も得意なんですが、発明に比べるとそっちの能力はおまけみたいなものです」


