「心!?どうしたの!?」
弥生がふらつく心の体を支える。
「予想通り、です」
対照的に、にこりと微笑む宮原さん。
「これでニ対ニ…実質上一対一ですね」
「あなた…心に何を…!」
弥生がギリっと睨む。
「私は何もしていませんよ?」
「…弥生」
心は誰にも気づかれないようにこっそりと弥生に指輪を渡す。
「ごめん、持ってて…」
「わかった…。で、どうしたの心…こんな…」
心はふらつきながらも、弥生から離れて自力で立つ。
「…あなた、本当に何をしたの…」
「立てるなんて流石ですね。一番体術やら何やらをこなしてらっしゃる先輩ですものね」
心は耳を抑えるが、すぐにやめる。
「無駄みたいね…」
「心さん、立っちゃったけどどうするの聖奈」
由音がゆっくりと宮原さんの元へ向かう。
「大丈夫。彼女の能力は無効化しました。存分にやれますよ。ほぼニ対ニのようなものです」
「そう」
「それに…もっと上手くいけば、ニ対一かもしれませんね」
宮原さんはにこりと、瑠都に微笑みかける。
弥生がふらつく心の体を支える。
「予想通り、です」
対照的に、にこりと微笑む宮原さん。
「これでニ対ニ…実質上一対一ですね」
「あなた…心に何を…!」
弥生がギリっと睨む。
「私は何もしていませんよ?」
「…弥生」
心は誰にも気づかれないようにこっそりと弥生に指輪を渡す。
「ごめん、持ってて…」
「わかった…。で、どうしたの心…こんな…」
心はふらつきながらも、弥生から離れて自力で立つ。
「…あなた、本当に何をしたの…」
「立てるなんて流石ですね。一番体術やら何やらをこなしてらっしゃる先輩ですものね」
心は耳を抑えるが、すぐにやめる。
「無駄みたいね…」
「心さん、立っちゃったけどどうするの聖奈」
由音がゆっくりと宮原さんの元へ向かう。
「大丈夫。彼女の能力は無効化しました。存分にやれますよ。ほぼニ対ニのようなものです」
「そう」
「それに…もっと上手くいけば、ニ対一かもしれませんね」
宮原さんはにこりと、瑠都に微笑みかける。


