「全部額…って尋常じゃないわね。狙撃スキル高すぎ」
心が冷静にそう判断する。
「いやいや助けてよ!」
「狙撃スキルとは、言えないかもよ?例えば、姿を消せるとかだったら近距離で純の額を狙えるわけだし…」
「それもそうね…瑠都」
「わかってる」
瑠都はネズミを一匹呼び、打取さんの居場所を尋ねた。するとネズミは、調べにいってくれたのか、その場を離れた。
その間にも弾は飛んでくる。
「…見くびられちゃ困るなあ」
弾が私の額に当たる前にキャッチする。
「純、丁度いいからアップすれば?」
「はいはーい」
次から次へと飛んでくるBB弾を飛んだり、反ったり、払ったりして避けているとネズミが戻ってきた。
「…そうか、ありがとう」
「瑠都、どう?」
「新入生たちは行動を開始。部屋に残っているのは菊葉創介のみ。他の子はいないってさ。肝心の打取さんは…新入生たちの部屋の前からここを狙撃」
「部屋の前から…!?」
「…この屋敷って結構大きいよね。ここから新入生たちの部屋って距離でどのくらい?」
弾を避けながら聞くと瑠都は少しためらいつつも答えた。
「五百…下手したらそれ以上」
「なーんだ、私ならそのくらいの距離、一瞬で詰められるよ。どうする?」
「「「…行ってらっしゃい」」」
三人の言葉が重なり、私は強く地面を蹴って走り出す。
「…もう見えないね」
「あいつ本当怖いな。五百って言って『なーんだ』は無いだろ普通…」
「わかってないのよ、あの子。
五百メートル以上先から、見えない向こうにいる相手から、確実に自分の額を狙われてるって恐ろしさが。しかもそれが、避けない限り百発百中…どういう狙撃の腕前よ」
みんなは気づいてるのかどうか知らないけど、無線をつけてるから会話は丸聞こえだった。
心が冷静にそう判断する。
「いやいや助けてよ!」
「狙撃スキルとは、言えないかもよ?例えば、姿を消せるとかだったら近距離で純の額を狙えるわけだし…」
「それもそうね…瑠都」
「わかってる」
瑠都はネズミを一匹呼び、打取さんの居場所を尋ねた。するとネズミは、調べにいってくれたのか、その場を離れた。
その間にも弾は飛んでくる。
「…見くびられちゃ困るなあ」
弾が私の額に当たる前にキャッチする。
「純、丁度いいからアップすれば?」
「はいはーい」
次から次へと飛んでくるBB弾を飛んだり、反ったり、払ったりして避けているとネズミが戻ってきた。
「…そうか、ありがとう」
「瑠都、どう?」
「新入生たちは行動を開始。部屋に残っているのは菊葉創介のみ。他の子はいないってさ。肝心の打取さんは…新入生たちの部屋の前からここを狙撃」
「部屋の前から…!?」
「…この屋敷って結構大きいよね。ここから新入生たちの部屋って距離でどのくらい?」
弾を避けながら聞くと瑠都は少しためらいつつも答えた。
「五百…下手したらそれ以上」
「なーんだ、私ならそのくらいの距離、一瞬で詰められるよ。どうする?」
「「「…行ってらっしゃい」」」
三人の言葉が重なり、私は強く地面を蹴って走り出す。
「…もう見えないね」
「あいつ本当怖いな。五百って言って『なーんだ』は無いだろ普通…」
「わかってないのよ、あの子。
五百メートル以上先から、見えない向こうにいる相手から、確実に自分の額を狙われてるって恐ろしさが。しかもそれが、避けない限り百発百中…どういう狙撃の腕前よ」
みんなは気づいてるのかどうか知らないけど、無線をつけてるから会話は丸聞こえだった。


