「先生と同じ立場の
人間になってから先生の
答え聞くこと。


私、今聞きたいわけじゃないから。


何年先までも我慢する。
私、早く先生に追いつけるようになるから。」




「うん…。」




「だから…



待っててね?」





先生はまたぎゅっと私を
抱きしめ



「ばーか。






待つに決まってんだろ。」




そう言って笑った。