「ん~もひもひ?」 もひもひって! なんだそれ!可愛すぎるだろ! 思わず笑ってしまった。 あいつは寝ぼけていたのか 知らないが、 電話で聞く声はいつもより 柔らかくて透き通っていて…。 「高尾先生!?」 あいつは電話の相手が俺だって ことを一発であてた。 すげえな。こいつ。 でも少し嬉しかった。