「こんにちは~…」 少し先生に逢うのが恐かった。 私は振られた身だし 先生がどんな顔で逢ってくれるのか 心配だった。 「おう!いつもの教室の 隣の部屋、入っといて。」 先生は意外にも普段通りに 接してくれた。 「あ、は~い…」 先生が指示した教室は 思ったより狭くて 机とホワイトボードが1つずつあるだけの 部屋だった。