なんか展開超早いけど、とりあえず脱・優等生美麗になってみせる!!!???


その意気込の為にそっと呟いてみたほぼかっこつけの

ゲームオーバー

はなんと周囲の奴らにダダ漏れらしいわけで。




みんな は? とでも言いたそうな顔している。


それを見て―――――――――――


あたしはそっと本当の自分をたった今、曝け出したのだった。




「低レベルな悪戯してんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!」



わぁっと叫ぶあたし。

何故決心した後の第一声がコレなんだろうか?

激しく疑問を抱きつつも語尾までちゃんと訴えるように叫んでやった。

皆びくっと肩を震わせあたしの方を一斉に見る。

勉強中の方すいません。

食事中申し訳ないです。

お友達とのお喋りの途中の方すみません、死んでお詫びします。

彼氏・彼女とラブラブ中の方申し訳ないです、でも羨ましいです。


そこらへん一帯の皆さん!!!!!!!五月蠅くしちゃってすいません!!!!!!!!!!!!!!!


でもでも!!!

ここで叫ばないと一生後悔すると思うんです!

絶対する!!

――いつか限界がくると思ってたんだ。


こんな生活。


でもいざ思い切り自分を出すと周りが離れちゃいそうで。


でも今。そんなことどうでもよくなった。


だって所詮それで離れてく周りってあたしの上辺しか見てない訳じゃん???