「うん。消えた・・・。ばいばい言ってなくてすまそ。それより席替え、奈々の席はどこ?」
「ほんとだよ、勝手に消えやがって・・・。で、席は一番前。超嫌なんですけど。先生によく指されるし。全然眠れないし。」
「うわー、ご愁傷さま。」
「ホント。もっと慰めて。」
「わかった^^ 奈々たん元気だし「はい、きもいからやめようね。もっと普通に慰めようか。」
「・・・奈々、どんまいだね。」
学校のアイドルここにて撃沈なり。
「でしょ。で、美麗はどこ?」
まぁ、いいや。ここは自慢しなきゃ!!
「そ・れ・がっ!!!聞いて!!!一番後ろなの!!」
「ああ、あそこか。」
「うん、しかも窓側Щ(´ω`Щ)」
ふふん、どうだ?奈々。羨ましいだろ。
そう思ってにやにやしながら返答も待つもの何故か奈々がしゃべらない。
そしてやっと口に出したかと思うと低い声で、
「・・・どんまいじゃん。美麗。」
と言った。
「へ?何故にっ??窓側だぞ??」
「だって、あそこの席って隣いないじゃん。」
「え?」
あ、そっか。そーゆーこと。
「なるほど、確かに・・・。」
「まぁ居たとしてもキモいから結局はいない方がマシなんだけどね。」
きもい・・・、かぁ。
「奈々、あそこの隣は不登校の男子なんでしょ。」
「そーだよ。」
「学校には来てないんだよね。」
「あたりまえじゃん、不登校なんだから。」
じゃあ今日会ったあの人は誰なのよ?
「奈々はその不登校生徒見たことある?」
「・・・無いけど。だって一度も学校来てないんだから。」
「そっか。」
「でも、同じ部活の美咲って子から聞いた。」
「ああ、美咲ちゃんから?」
「うん、で。相当ダサいし暗いらしいよ。」
