どーゆーことだ!?

隣って・・・。


まさかのまさかだけど・・・。


佐々木の言ってた不登校生徒??



―――いや、でも普通に登校してるし。


何なんだろ・・・。


意味が分からなくなってきた・・・。


ていうか、あの男にあたしの素情がバレテしまった!!

もし、そんなのをクラス皆にバラされたりしたら・・・??


うう、考えたくない・・・。


謎の男に素を見せてしまった自分の警戒心の無さにあたしは呆れた。


今まで何のために偽りの自分を演じ切ったのだろう・・・。


大しておもしろくな話を聞いて笑ったりして・・・。


必死で完璧を演じていたのに・・・。



あんな奴に・・・あたしの人生狂わされたりしたら・・・。


ほぼ放心状態で放課後、あたしは帰宅した。



もちろん心に引っかかるのは


彼が最後に言った言葉・・・。


席の隣ならなんで知ってる??

教室にはあんな奴居なかったのに・・・。


でも、そんな心情の中、初めて本当の自分を曝け出したあたしにもびっくりしてる気持ちもある。


あいつ・・・、何者?