白昼夢

学校帰りにハルはアキトの家に寄っていた。

「…さっきの恥ずかしかった。」
ハルが呟く。

「え?何が?」

「引き寄せるのなし!人前なんやから~!」

「嬉しかったくせに。」

「別に嬉しくないっすけど。」

ダンッ…

アキトがハルを壁に押し付けた。
そして顔を近づけ、
「ほんまに…?」

ハルは目を反らした。

「目反らせるな、こっち向いて。」

ハルはアキトの言葉を無視した、すると
ハルの顎を掴み
「逃がさない…。」

「……!!!!」

アキトは意地悪そうな笑みを浮かべて、ハルに濃厚なキスをした。

いつもよりも長い、甘いキス。