白昼夢

「スマーッシュ!!!」「まだまだ~!!!」

男子とヒカルはなかなか良いプレイをしていた。


「あれヒカルくんやんなぁ?」
ハルがユイに言った。

ユイは笑って頷いた。
ヒカルを見ているユイの目はとても優しく、ユイは本当にヒカルのことが好きなのだと感じた。


ピーッ!!という笛の合図と共に「交代~!!」という掛け声が響き、ユイとハルに気がついたヒカルは、一緒に打ち合いをしていた男子を連れて二人の元へ走って来た。


ヒカルはタオルで汗を拭いながら言った。
「よっ!!テニス楽しかったわぁ♪あ、こいつ俺のダチの…」