「ユイ!」

と呼ぶ声が聞こえた。


振り返ると、茶髪で、背の高い、かなりのイケメンが立っていた。



「あっ!ヒカル!!」

ユイは、ヒカルをハルの近くまで連れて来て

「紹介するなっ!社会学部の工藤光。この人も一回生やで~」

ユイの紹介に続いてヒカルが
「よろしくなぁ♪名前何て言うん?」
と言ってきたので、

「千秋春!こちらこそ、よろしくねっ♪」
と明るく挨拶をした。
そして、
「もしかして、二人付き合ってる?」
とハルが問いかけると、

「せやで~。」
「まぁね。」

と、少しだけ照れ臭そうに、ヒカルとユイは答えた。


「あっ!ところで、二人昼飯食った?」
とヒカルが言うと、
「「まだ~!」」
と二人が答えた。


「じゃあ、食堂行こうや!」
というヒカルの意見で、三人は学食に行くことになった。