昼休み、裏庭でリアが仲間に愚痴る。
リア「マジ腹立つ!」
怒りの矛先はカナだった。
エリ「まあまあ~。幼馴染だから仲良くやってるだけだってぇ。別にノア君がカナごときに気があると思えないしー」
リア「そうかなぁ?でもなんでリアに笑顔みせてくれないのぉーッ」
アイ「てか、自分等セフレだったん?」
リア「えー。リアは付き合ってるつもりだったけどさぁ、いきなりメールとかぶちられたり、電話拒否られたり・・・」
エリ「ってことはノア君が新しいセフレできたんか?」
リア「は?あたしより可愛い子がぁ?」

リアがエリの言葉をまに受けずくすっと笑う。

リア「でもノアがカナを好きなようにしか見えないんだけどぉ・・・半信半疑だけどさぁ。ってか、あいつ絶対、裏で仕組んでるよねっ?絶対リアのこと吹き込んでるってぇ」

リアはカナのせいにすることで、ノアが自分に冷たい態度を合理化したい。
そのため、アイとエリに同意を求める。

アイ「う~ん。調べてみよっかぁ?あたしマリと友達だしぃ~」
リア「あ!よろしく! もしそうだったら、アイツぼこす!」

リアが近くにあったゴミ箱を蹴った。