記憶の片隅に





『凌央、見つけた!?』





『分かんねぇー! あ!里衣は見つけた!!』





『まぢ!?』




里衣が俺の方に寄ってきた。





『ほら、ここ』




俺は里衣の名前を指さした。




『ホントだぁ。 凌央とは違ったみたい』





『まぁ、しょうがねぇよ。

俺の名前ある!?』




何だかんだやって、結局俺の名前は見つかった。



里衣は1組。



俺は3組だった。




その距離、間に1クラス分。