記憶の片隅に





どうして、凌央は最後にあんなことを言ったんだろうか?





“例え、俺のコトを忘れたとしても、生きてたんだから”





凌央はあたしのコトをいつも思ってくれていたんだ。





“里衣… 生きててくれてありがとう”





どうして。



あたしは、感謝されるようなことしてないのに…



傷つけてばっかなのに


凌央はあたしに感謝してくれた。




あたしは、涙を流しながら思う。




生きててよかった。




今、ここにいれてよかった。